TortoiseHgのインストール
オフィシャルサイトにいって、インストールファイルをダウンロード
TortoiseHg
今回インストールしたのは、TortoiseHg 2.2.2 for Windows with Mercurial 2.0.2
ダウンロードしたmsiファイルをダブルクリックしてインストール。特に迷わなかった。
環境変数"Path"にTortoiseHgインストールフォルダが自動で追記されるのだが、このフォルダにhg.exeがいるので、hgコマンドもコマンドプロンプトから実行することができるようになる。
Mercurialの使い方がコンパクトにまとまった非常にわかりやすいカンニングペーパー(Cheat Sheet)があるみたいなので参考にしよう。
Mercurial Cheat Sheet 日本語版
QuickStartの左上の図を見ると使用、運用イメージが湧いてくるかな。
TortoiseHgちょっと初期設定
任意のどれでもいいフォルダ上で右クリック→TortoiseHg→Global Settings「TortoiseHg Setting」画面で左側の一覧から「コミット」を選択し、
"ユーザ名"に自分ということが分かるちゃんとしたユーザ名を設定しましょう。
未設定だとコミット時の名前がWindowsのユーザ名@マシン名になっちゃいます。
まぁ、別になっちゃっていい人はいいけど、この後bitbucketで見た時にもこの名前になっています。
チーム開発とかしてる場合は、他の人に「誰?」とか思われないように。
bitbucket上のリポジトリのクローン
前回作成したbitbucket上のリポジトリのクローン(ローカル端末へのコピー)を行う。
リポジトリ用のフォルダを適当な場所に作成。ここでは"sandbox"というフォルダ名にした。
そのsandboxフォルダ上で
右クリック→TortoiseHg→Cloneとすると、クローンのダイアログが表示される。ここに
- ソース:bitbucket上のリポジトリのURI(https://bitbucket.org/(ユーザ名)/(リポジトリ名) )
- ターゲット:このフォルダのパス
- オプション:特になし
これでこのsandboxフォルダがbitbucketのリポジトリと同期されることになる。
"sandbox"フォルダ内に".hg"フォルダが作成され、フォルダアイコンにグリーンのチェックマークが付いてる。
pullしてみる
Mercurialのコマンドはいろいろなサイトに載っているけど、TortoiseHgの画面からどうやってpullやpushをするのか、最初戸惑うかも。
hgで始まるコマンドと画面操作の対応に少し慣れる必要があると思います。
pullをするには、
sandboxフォルダ上で右クリック→TortoiseHg→SynchronizeでSync画面(同期ツール)を表示。
左上のアイコンであっちからこっちへ矢印が向かってきているやつがpull。
マウスオーバーすると
"Pull incoming changesets from remote repository"
とバルーンヘルプが出るやつ。
さらに、「プル後の処理」ボタンでupdateするかどうか選べます。
まずはbitbucketのクイックスタートに習って、pull --updateしてみよう。
・・・bitbucketのリポジトリに何もないから特に何も起きない。正解。
ちなみにMercurialでは、1回の操作で複数ファイルを変更する際、この変更の集合をひとまとめで管理します。
このまとまりをチェンジセット(Change sets)と呼んでいます。
ローカルリポジトリへのコミット
試しに、バージョン管理するファイルを作って、コミットしてみる。
sandboxフォルダに適当なテキストファイルと作って、
sandboxフォルダ上で右クリック→TortoiseHg→Add Files...先ほど適当に作ったファイルを選択(チェックボックスにチェック)して「追加」ボタンをクリック
これでファイルが同期対象になった。
ファイルのアイコンに青い+がついている。これでよさそう。
続いてコミット。
sandboxフォルダ上で右クリック→Hg Commit...コミット対象ファイルを選択、右上の入力エリアにコミットメッセージを入力して、「コミット」ボタンを押す。
(ここでチェンジセットが作成される?)
これでローカルリポジトリにファイルが追加され、コミットされた。
アイコンにグリーンのチェックがついたはず。
pushしてみる(リモートリポジトリへの変更の反映)
pushもpush同じくSync画面を開く。
左上のこっちからあっちへ矢印が向かっているボタンをクリック。
("Push outcoming changesets to remote repository"と出るやつ。)
pushをする場合は、リモートリポジトリ(ここではbitbucket上のリポジトリ)のユーザIDとパスワードを求められる。それぞれ入力して「OK」
正常に処理が終わった場合はログ表示エリアに
command completed successfully...と表示されているはず。
これでbitbucket側のリポジトリへ変更が反映された。
ブラウザからbitbucketにログインして見てみよう。
リポジトリのOverviewをみると、最近のコミットの一覧(Recent commits)で自分の操作が表示されているはず。
とりあえずここまで。
必要に応じて細かい操作も書きたいと思います。
[参考サイト]
Windows+TortoiseHgで始めるMercurial(hgコマンドをTortoiseHgで) - 記憶は削除の方向で
kuy / thg-ja / wiki / Home — Bitbucket
TortoiseHG からの利用
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